2018.11.01
自己処理後の黒ゴマの原因はなに?
自己処理が原因となる場合が多い
素足の季節になると気になるのが何と言っても足のムダ毛。毛抜きで抜いたり、カミソリで剃ったり、自己処理を続けている人も多いのではないでしょうか。
長年そんな自己処理を続けていて、足が黒いつぶつだらけに…なんてことになっていませんか?
今回は自己処理後の黒ゴマの原因・対策と予防法を解説します!
自己処理の黒ゴマの原因は主に3つ
①カミソリなどで剃った後に毛穴に残って埋まっている毛が見えている
カミソリは皮膚の上に出ている毛を剃っているだけで毛根部分は残っています。カミソリで剃り続けると皮膚も削られて毛穴が開いてしまうため、毛根に残っている毛の根元が黒いぶつぶつとなって見えるのです。
②毛抜きで抜いたことで、埋没毛になり、皮膚の中に毛が埋まった状態になっている
毛抜きで抜くと毛穴や周辺の皮膚を痛めてしまうことがあります。
毛穴が傷つくと皮膚は再生しようとかさぶたのようなものを作ります。すると皮膚の中に埋まった毛が外に出られなくなってしまうのです。これが埋没毛のメカニズムです。また、毛を抜く時に引っ張られた皮膚が盛り上がってしまい、鳥肌のようにぶつぶつと目立ってしまう場合もあるようです。
一般的に埋没毛は肌のターンオーバーに伴って押し出されると言われています。
しかし、自己処理を繰り返して頻繁に埋没毛が出来ていてはいつまで経っても解消できません。
③毛抜きで抜いたことで、毛穴に負担がかかり色素沈着を引き起こしている
毛穴に大きな負担を与えることで色素沈着を引き起こすリスクも高まります。毛抜きは最も肌・毛穴への負担が大きい自己処理方法です。
毛抜きでの自己処理は埋没毛だけではなく、毛穴が炎症を起こしてニキビのようになる毛嚢炎(もうのうえん:別名・毛包炎)のリスクも高いです。
やむを得ず自分で処理する場合は?
黒いぶつぶつは自己処理が原因である場合が多いと考えられます。しかも気になると自己処理の頻度が高くなり、さらに黒いぶつぶつを作ってしまう、ということにも。
黒いぶつぶつをなくすためにはやはり脱毛サロンや医療脱毛クリニックで脱毛をすることが望ましいですがやむを得ず自己処理しなければならないということもあるでしょう。
少しでも皮膚に負担がかからない方法を知っておきましょう!
カミソリの場合
シェービングフォームやクリームを使って滑りを良くして摩擦を減らしましょう。皮膚の表面を傷つけない専用のカミソリも市販されていますのでできるだけそういったものを使用するのがおすすめです。
毛抜きの場合
まず蒸しタオルで毛穴を開かせて、毛の生えている方向にゆっくりと引き抜きます。埋没毛を少しでも減らすためです。毛抜きでの自己処理はどうしても目立つ毛、数本に留めておきましょう。(それでもおすすめできません)
自己処理した後は化粧水などで水分を与えて肌を柔らかくした後、冷たいタオルをあてて肌の表面を冷やし、引き締めましょう。
最後にはボディ用の保湿剤でしっかり保湿することも忘れずに!
できてしまった黒いぶつぶつをなくすには?
自分で試したこともあるので、それを踏まえてご説明します。
入浴後、保湿クリーム・オイルで肌を整える
黒いぶつぶつの正体が埋没毛だった場合ですが、入浴後のケアが有効です。
毛穴が開いている状態で肌を撫でるように保湿クリームやオイルを塗りこみましょう。肌が柔らかくなるだけではなく少しの摩擦で埋没毛が出てくる可能性も高いです。
トラブルと肌負担が少なく理想的な解決方法ですが、毎日根気良く行う必要があります。
わたしの場合は自己処理の回数を週1に減らした上で3ヵ月ほど毎日行ってようやく埋没毛が減りました。
おすすめは尿素クリームです。尿素は角質を柔らかくする効果があるとされているので埋没毛で悩んでいる方は積極的に取り入れてみてください。
スクラブで肌を柔らかくする
ボディスクラブは古い角質をそぎ落とし、肌を柔らかくする効果が期待できます。
『SABON(サボン)』や『ハウスオブローゼ』などのヒット商品もあるので近年は定期的にケアしているという方も多いかもしれませんが、埋没毛で悩んでる方はボディスクラブを取り入れてみましょう!
ボディスクラブでケアした後は必ず保湿してくださいね。できれば粒子が細かいものを使用してください。荒いと肌の負担が大きく、強い刺激になります。なんなら痛いです。入浴中に行い、しっかり保湿がベストです。
自己処理をやめる
根本的解決方法。特に毛抜きでの自己処理は上のように気を付けてやってもトラブルのリスクが高いです。
高い頻度で自己処理を行いたい方は電気シェーバーがおすすめ。肌に最も負担が少ないため脱毛サロンや医療脱毛クリニックでも「自己処理は電気シェーバーでお願いします」と案内されます。
全身脱毛前の自己処理は電気シェーバーで行うのがベスト!
注意したいのは電気シェーバーも使用頻度や使用方法を誤ればトラブルが発生します。
毎日の使用はできるだけ控え、肌へ強く押し付けたりしないようにしましょう。
電気シェーバーはカットタイプを使用してください。自動で毛を抜いてくれる機器は毛抜きで処理を行うのと同じでリスクが高いです。
脱毛サロン・医療脱毛クリニックで脱毛する
脱毛サロンや医療脱毛クリックで脱毛する方が肌の負担が少ないです。またエステ脱毛や医療脱毛クリニックで使用する業務用脱毛機の光は元々フェイシャルエステなどに使用されていたものです。
肌がキレイになることは十分に期待して良いでしょう。リスクの高い自己処理から解放される+肌がキレイになると一石二鳥です。もちろん、脱毛サロン前の自己処理には電気シェーバーを使用してくださいね。
脱毛サロン料金比較と基礎知識