2020.02.10
混乱する?ムダ毛へのアタック力が全然違う!『脱毛』『除毛』『抑毛』
『脱毛』『除毛』『抑毛』の違い、全部わかる?
暑くなってくると脱毛サロンの宣伝が広く目につくようになり、ドラッグストアなどの店頭でもムダ毛に関する多種多様な商品が並びます。セルフでムダ毛の処理を考えている場合、シェービングや脱毛クリーム、抑毛ローションなど、何を手にとってやりくりしようか迷うのではないでしょうか?
今回は、夏になると女子が目に付く単語『脱毛』『除毛』『抑毛』の違いについてお話します。
それぞれがどんな風にムダ毛に働きかけるのか、どんなデメリットがあるのか知っておくと、使用するタイミングや組み合わせなど迷うこともなくなります!
『脱毛』は根元から毛をなくすこと
脱毛は根元から毛を取り除く、つまり毛を抜くことです。エステサロンで行うフラッシュ脱毛やニードル脱毛、医療機関で行うレーザー脱毛はもちろん、ピンセットで毛を抜くことも脱毛と言います。
毛穴内部へ働きかけなので、個人差や施術の違いに差はありますが痛みを伴う・毛穴への負担が大きいため埋没毛(まいぼつもう)や、毛嚢炎(もうのうえん)になるリスクもあります。
※埋没毛……皮膚内で成長してしまった毛。埋もれ毛とも呼ばれる。
※毛嚢炎……毛穴の奥にある毛包(もうほう)に雑菌が入りこむことによっておこる炎症。
『除毛』は肌の表面から毛を取り除くこと
カミソリ、シェーバー、クリームなどは除毛に当たります。あまりコストがかからず、手軽にムダ毛の処理が可能ですが、肌への負担が大きいというデメリットがあります。
また、あくまで表面の毛をカット、もしくは溶かすだけなので脱毛よりも短期間で毛が生えて目立ってきます。
※脱毛クリーム=除毛クリームと考えよう
店頭やネットには「脱毛クリーム」と名前のついているものもありますが、正確には除毛クリームです。
『抑毛』はムダ毛の促進を抑えること
抑毛は、毛を細くすることで目立たなくする・生えにくくする効果があるものを指します。
脱毛や除毛に比べて肌への負担は少なく、保湿効果があるものもあります。しかし、長期的な使用が必要になり、効果も個人差によるところが大きいです。
抑毛クリームや抑毛ローションは脱毛や除毛などでムダ毛を処理してから使用するのが良いかもしれません。その際は保湿力の高いもの選び、アフターローションとして用いるのがおすすめです。