2017.11.08
顔脱毛にはメリットが多い?効果や施術、おすすめサロンについて解説
顔脱毛にはメリットが多い?
お顔の産毛やもみあげの毛などを処理する「顔脱毛」。
全身脱毛プランの中に含まれることが増えてきたことからも、ニーズの高さを実感します。
実は、顔脱毛にはたくさんのメリットが。
ムダ毛がなくなってスッキリするだけではありません!
しかし、あごのニキビや肌荒れなど、顔はお肌のトラブルが多い部位でもあります。
いざ顔脱毛!となると、ちょっと躊躇してしまう人も。
今回は、そんな方にも知ってほしい顔脱毛の効果や脱毛サービスの選び方、抑えておきたい注意点などをご紹介します。
顔脱毛のメリット
顔脱毛はサロンやクリニックで正しく行えば、以下のような美容と美肌にうれしい効果もゲットできる施術です!
- 肌のトーンが明るくなる
- 化粧ノリがよくなる
- スキンケアの浸透率が上がる
- 自己処理での肌ダメージを減らす
それぞれのメリットについて、詳しくチェックしてみましょう。
肌のトーンが明るくなる
普段何気なく触れているお顔ですが、ケアしていなければたくさんの産毛に覆われています。
産毛には髪の毛などと同じようにちゃんと色がついていますから、お顔に細かく密集して生えているとくすみにつながります。
顔脱毛で産毛を処理すると、お顔のトーンアップと美白効果が見込めますよ。
化粧ノリがよくなる
産毛が肌のデコボコにつながり、ファンデーションやパウダーのノリを悪くして化粧崩れを引き起こすこともよくあります。
顔脱毛を行うと、メイクがお肌に乗りやすくなります。
スキンケアの浸透率が上がる
そもそも産毛が生えている理由は、外部の刺激からお肌を守るため。
産毛にとっては化粧水や乳液も「外部刺激」ですから、せっかくの栄養分が弾かれてしまいます。
メイクアイテムと同じように、産毛があるのとないのでは基礎化粧品の浸透度も違ってきますよ。
自己処理による肌ダメージを減らす
カミソリや電気シェーバーを使用したシェービングは肌ダメージが大きいため、肌トラブルのリスクを発生させます。
それなのに、せっかく剃ってもすぐに生えてくるもの。
顔脱毛を行えば、煩わしいシェービングとは無縁です。
「顔脱毛で毛穴がなくなる」はホント?
顔脱毛と毛穴レスの間には、明確な因果関係がありません!
レーザー脱毛や光脱毛は、あくまで「脱毛効果」を期待するためのもの。
ですから、顔脱毛をしても毛穴がなくなるということはありません。
「脱毛で毛穴が消えた!」はなぜ?
顔脱毛を行ったことで毛穴レス肌になった!という口コミは一定数見つかります。
これはおそらく、上でご説明したくすみの改善や毛穴の皮脂汚れ落ち、肌荒れ減が原因です。
顔脱毛によりお肌がツルツルになったことで、毛穴が引き締まったように感じる人もいるのかもしれません。
毛穴レス効果は脱毛と別の施術にアリ
ちなみに、毛穴を実際に小さくしようとするなら、美容皮膚科で脱毛とは別の施術をお願いする必要があります。
角栓治療やレーザー、ピーリングなど治療のメニューは様々です。
顔脱毛のデメリット
一見いいことずくめに見える顔脱毛ですが、気を付けるべき点も。
デメリットにつながる下記の効果をしっかり抑えて、施術を検討しましょう。
- 脱毛時の痛み・赤み
- 毛嚢炎(もうのうえん)のリスク
- 紫外線を浴びやすい
こちらも、それぞれのポイントを細かくみていきましょう。
脱毛時の痛み・赤み
お顔は体の他の部分以上に刺激に弱いパーツが多いです。
敏感な部分にレーザーや光での施術を行うと、痛みを感じやすくなることがあります。
毛嚢炎(もうのうえん)のリスク
毛嚢炎(もうのうえん)は細菌感染症のひとつです。
ニキビに似た小さなできものがボツボツとできてしまう症状で、皮膚の上に繁殖した雑菌が毛穴に感染することで発生します。
この毛嚢炎が、顔脱毛の刺激によって発生するケースがあります。
※ただし、毛嚢炎のリスクは自己処理にも生じます。むしろ、自己処理よりも脱毛サロンでの正しい施術の方が毛嚢炎のリスク対策につながります。
紫外線を浴びやすい
産毛が担ってくれていた外部刺激から肌を守る機能が顔脱毛で失われると、ダイレクトにお顔へと紫外線を浴びやすいというリスクがあります。
顔脱毛の種類はいろいろ!
主な顔脱毛の方法としては、大きく分けて以下のような3つの選択肢があります。
- 医療機関のレーザー脱毛
- サロンの光脱毛
- 家庭用脱毛器のセルフ脱毛
それぞれの特徴やメリット、デメリットを比較しながら、自分に一番合った方法を探しましょう。
医療用レーザー脱毛
「湘南美容クリニック」「リゼクリニック」など、医療機関にのみ使用が認められている高出力の機械を使った脱毛方法です。
毛根にあるメラニン色素に熱を吸収させ、毛を成長させる組織にダメージを与えて破壊することで、新しい毛が生えてくるのを抑えます。
レーザー脱毛のメリット
- 厚生労働省認可の医療機器で施術が受けられる
- 脱毛効果が高い
- 1回の施術で広範囲を処理できる
- 通院回数が少なくて済む(顔の場合、5回~6回程度でかなり効果が実感できる)
- 医師がすぐに肌トラブル対応をしてくれる
レーザー脱毛のデメリット
- 痛みを感じやすい
- 1回あたりの料金が高め
- 肌トラブルの可能性がある
- 黒い色素に反応する仕組みのため、色が薄いうぶ毛に効果があるかは要確認
- 紫外線や日焼けへの注意が必要
脱毛サロンの光脱毛施術
レーザー脱毛よりも出力が低いため、施術時の痛みが不安な方におすすめ。
メラニン色素に反応する特殊な光を肌に浴びせ、ムダ毛を成長させる機能に作用させることでムダ毛を除きます。
光脱毛施術のメリット
- 痛みを感じにくい
- 医療機関での脱毛に比べると価格が安い
- 店舗が多いため選びやすい
光脱毛施術のデメリット
- 脱毛にかかる期間が長い
- 黒い色素に反応する仕組みのため、色が薄いうぶ毛に効果があるかは要確認
- 医療機関ではなく、肌トラブルにすぐ対応できない
家庭用脱毛器によるセルフ脱毛
自宅で脱毛の施術が行える家庭用脱毛器も人気があります。
空いた時間にムダ毛のケアが行えて、サロンに通いづらい方に向いていますが、出力は他の2種類より低めです。
家庭用脱毛器のメリット
- 人によるが、基本痛みはほとんどない
- いつでも好きな時間に脱毛処理ができる
- 基本的にはコスパが高め
家庭用脱毛器のデメリット
- 効果が出るまでに一番時間がかかる
- 照射エリアが狭く、1回の処置にも時間がかかる
- カートリッジ式の脱毛器であれば、専用カートリッジの追加購入が必要
自分にあった脱毛方法を選ぶには?
自分に最も適した顔脱毛の方法を選ぶには、自分が「何を重視するか?」をハッキリさせておくことが大切。
- 産毛をしっかり除去できるか?
- 脱毛したい部分に対応しているか?
- 通いやすいお店か?
- シェービングサービスがあるか?
目についたサロンにすぐカウンセリング予約を入れるのではなく、何店か候補を挙げたうえで様々な観点からお店を比較検討しましょう。
産毛をしっかり脱毛できるか?
産毛は細く色が薄いうえに密集して生えているため、メラニン色素に働きかけることで脱毛するという機器の使い方を考慮するときちんと効果が発揮できない可能性があります。
顔脱毛コースが用意されているお店を選んだり、口コミなどで事前情報を仕入れたりと準備しておくことが大事ですね。
脱毛したい部分に対応しているか?
一口に「顔脱毛」といっても、顔全体の施術もあれば細かい部分分けの中から脱毛したいエリアを選ぶ方法もあります。
主な脱毛部位としては以下の通りです。
なお、基本的に目の周りや鼻に照射することはできません。
- おでこ
- 眉間の眉毛
- 頬
- 鼻の下
- もみあげ
- フェイスライン
- あご下 など
通いたいサロンで脱毛したい部位への照射ができるか、しっかり確認してからカウンセリング予約をしましょう。
通いやすいお店か?
サロンがあるビルが思ったより遠い、人気過ぎて予約が全然取れない……
サロンに契約してから出てくるお悩みも多いですよね。
費用面の検討も大事ですが、ライフスタイルに合わせて手軽に通えなければ続けるのは難しいもの。
さらに脱毛完了までに期間がかかりすぎる場合、モチベーション減にもつながります。
そのため、通いやすさはサロン選びの大きなポイントと言えるのです。
シェービングは有料か?
医療機関や脱毛サロンの中には、事前の剃り忘れに対応してくれるところもあります。
ただ、無料で処理してくれるケースと別途料金がかかるケースが。
産毛のお手入れを忘れやすいかも、という人は選択の際に考慮するといいかも。
顔脱毛にはメリットも多い!
顔脱毛には美容効果などのメリットが多いため、ぜひチャレンジしてみたいという人も多いでしょう。
安心して施術を受けるためにも、自分に合ったサロンを徹底的に調べるのがベスト。
例えば「施術で肌の状態が悪くなったらどうしよう……」と悩む敏感肌さんでも、控えめな出力のサロンを取るか炎症などを起こしたときにすぐ相談できるクリニックを取るかは人それぞれのはず。
ユーザーからの評判もチェックしながら、行きたい!と思えるサロンを探しましょう。