2020.08.03
ピルを飲んでいるときは脱毛できない?服用中の脱毛の影響は?

ピルを飲んでいると脱毛できない?
生理痛の緩和や生理不順、避妊などの目的で使用される低用量ピル。
ピルを服用している人は、脱毛サロンによっては施術が受けられないことも。女性の味方の低用量ピルと脱毛の関係をよく理解して、サロン選びをしましょう。
ピルには種類がある
ピルには女性ホルモンと同じ成分が含まれていて、服用することで妊娠している状態に近くなり、排卵を抑制します。
このピルにも種類があり、生理痛の緩和などで処方されるのは低用量ピルがほとんどです。成分の配合量の違いで低用量ピルと中容量ピルが分別されています。
成分の配合が高くなる中容量ピルでは、効果は高いですが副作用も強く出るという特徴があります。今回は、より身近でもある低用量ピルについてまとめます。中容量ピルに関しては注意が必要なため、必ずかかりつけ医に確認しましょう。
脱毛が与える影響の医学的な根拠はない
脱毛サロンの中には、ピルを飲んでいる場合、診断書をもらわなければいけない場合があります。
実はピルと脱毛を併用してはいけないという医学的な根拠はありません。分からないのが実情なのです。
そのため、心配であれば通っている病院へ相談し決めるのが一番です。不安な時は、一度相談してみてください。
脱毛サロンが断る理由
個人サロンでは低用量ピルを服用している場合脱毛を断られる場合があります。
ホルモンバランスが崩れて毛量が変化する
ピルによって男性ホルモンが抑制され、ムダ毛や皮脂の分泌が抑えられます。服薬中だけではなく、ピルの服用をやめたときなどホルモンの分泌量が変化するため、脱毛効果が分かりにくくなります。
色素沈着を引き寄せる場合も
ピルの副作用として、シミができやすくなるそうです。レーザーや物理的な刺激でシミができてしまう可能性があります。
光過敏症の防止
ピルに限らず、薬の中には、光を敏感に感じ取ってしまい肌に赤みや蕁麻疹などが出てしまう光過敏症を引き起こすことがあります。
しかし、低用量ピルは光に対する反応も大きく表れず安全といわれているため、問題なしと言われています。
中容量以上になると、肌に赤みが出たり蕁麻疹が出ることもあるため、注意が必要です。
肌が不安定な状態になる事がある
脱毛サロンでの脱毛方法は、毛根にダメージを与えることで毛の成長を阻むもの。
ピルを飲み始めたばかりの時は、ホルモンの影響を受けて肌が敏感になったりするときがあります。ダメージによる反応が増長する可能性があるため、飲み初めには注意しましょう。
医療機関と提携している大手サロンなら安心
ピルを服用していても脱毛は出来るのですが上記の理由から断る場合があるようです。大手サロンは、医療機関と提携を結んでいるところも多いため、低用量ピルであれば施術もOKなところが多いようです。
体毛に大きくかかわるホルモンバランス
ホルモンバランスに大きくかかわるピルの服用には注意が必要です。
脱毛サロンではピルに限らず、薬に関しては注意が必要です。安全に脱毛を行うためにも服薬中の薬はスタッフの人に伝えて相談するようにしましょう。