2020.04.22
脱毛サロン(エステ脱毛)と医療脱毛の違いをわかりやすく解説します
もくじ
結論から言うと脱毛方式が異なります!
脱毛サロン(エステ脱毛)と脱毛クリニック(医療脱毛)では、脱毛方式が異なります。そして、脱毛方式が異なる為、以下の4つのポイントにおいて脱毛サロンと医療脱毛には大きな差が出てきます。
- 価格
- 痛み
- 効果
- 所要期間
脱毛方式と上記4つのポイント。それぞれの違いを理解して、後悔のない選択をできるようにしましょう!
それではさっそく、脱毛サロンと医療脱毛の脱毛方式の違いについて詳しく見ていきます。
脱毛サロンと医療脱毛の脱毛方式について解説
脱毛サロンと医療脱毛では脱毛方式が異なります。使用する機械の価格や効果にも違いが出てくるため、施術にかかる価格、痛み、効果、所要期間にも大きな差があります。
脱毛方式は大きく分けて3つ。
- 光脱毛(エステ脱毛)
- レーザー脱毛(医療脱毛)
- ニードル脱毛(医療脱毛)
ということで以下で、3つの脱毛方式について詳しく解説します。
脱毛サロンは光脱毛方式が一般的
代表例:ミュゼプラチナム
引用:ミュゼプラチナム公式サイト
脱毛サロンで行われるのは、主に光脱毛(フラッシュ脱毛)です。
光脱毛とは、毛の黒色色素であるメラニン色素に反応する特殊な光を毛根に照射することによって、毛をつくる組織である毛乳頭にダメージを与えることで脱毛が可能になるという仕組みです。
1回の施術ですぐに効果が出るわけではなく、何度も光を当てることで、毛が薄くなったり、抜けやすくなり、ムダ毛を減らすことが可能になります。
脱毛サロンのメリット:安い、お得なキャンペーンが豊富
脱毛サロンは、価格競争がかなり行われています。
そのため、私たちは信じられないほど安価で脱毛することも可能です。
いきなり高額な契約を行うのは緊張するもの。
初めての脱毛の際は、まずは脱毛サロンで挑戦してみるのが良いかもしれません。
脱毛サロンのメリット:痛みが少ない
医療脱毛に比べてパワーが弱いため、痛みと肌に負担が少ないのが特徴です。
脱毛サロンによっては、子供にも施術ができるほど痛みを抑えた脱毛方法を採用しているサロンもあります。
脱毛サロンのデメリット:医療脱毛に比べて脱毛完了まで時間が掛かる
パワーが弱いため、効果がでてくるのもゆっくりです。
一般的にはムダ毛処理が全く要らなくなる脱毛完了するまで3~4年かかると言われています。
医療脱毛はレーザー脱毛方式が一般的
代表例:湘南美容クリニック
引用:https://www.tbc.co.jp/
脱毛クリニック(医療機関)で行われる脱毛方式がレーザー脱毛です。
脱毛の仕組みは光脱毛と基本的には変わりませんが、脱毛サロンよりも強いパワーで光を照射するのがレーザー脱毛です。 パワーの強い光を照射する分、効果を実感するのが早くなりますが、痛みを感じやすかったり、費用が高くなるなどのデメリットがあります。
医療脱毛は医療行為とみなされるため、皮膚科医のいる病院やクリニックでしか施術を受けることはできません。
また、エステ脱毛との大きな違いは、レーザー脱毛は永久脱毛と呼べるということです。 強い光を照射して毛母細胞(毛を作る細胞)を破壊するため、半永久的な脱毛が可能になります。
医療脱毛のメリット:効果が出るまでが早い
脱毛サロンに比べて約3倍のパワーでの照射が可能と言われています。
そのため、効果を実感する回数も1/3程度。
1年~2年ほどで脱毛完了ができます。
医療脱毛のメリット:万が一の時安心
どんな脱毛方法も肌に負担が掛かります。そのため、肌トラブルはゼロではありません。
万が一トラブルが起きてもすぐに対応してもらえるのは安心ですね。
医療脱毛のデメリット:料金が高い
医療脱毛で全身脱毛を行った時の相場は20万~40万と言われています。
脱毛サロンと比べてかなり高額のため、ハードルがかなり高く感じる人もいるのでは。
脱毛サロンに比べてキャンペーンなども行っているクリニックが少ないので、痛みや肌への刺激が気になる方は、安価な脇脱毛から試してみるのがおすすめです。
医療脱毛のデメリット:施術が痛い
施術のパワーが強いということは痛みもそれだけ強く出ます。
特に痛みが出やすいと言われるVIOや顔、脇は麻酔をしてもらう人もいるくらい痛いということは覚悟しておきましょう。
※永久脱毛の定義とは
「永久脱毛」と聞くと、一生毛が生えてこないツルツルの状態をイメージするかもしれませんが、永久脱毛の定義は、「脱毛した日から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であること」と定義づけられています。 つまり80%以上減耗することができれば、それは永久脱毛ということができるのです。そのため、永久脱毛をしても「毛が生えてくる可能性がある」ということは知っておきましょう。
ニードル脱毛(電気脱毛)を行うクリニックもある
代表例:エステティックTBC
引用:https://www.tbc.co.jp/
ニードル脱毛という方法を行っているクリニック(医療機関)も存在するのでご紹介しておきます。
ニードル脱毛は、レーザー脱毛よりもさらに確実な永久脱毛法と呼ばれています。
光脱毛とレーザー脱毛とは、脱毛の仕組みが大きく異なる点がポイント。ニードル脱毛は電気針を使用し、毛穴に直接電気を流すことによって、毛を生み出す毛乳頭を破壊します。
特徴としては、他の二つの脱毛方式と比べて、強い痛みが発生しますが、毛穴1つ1つに電気を流していくため、最も確実に脱毛することが可能です。また、黒い色素(メラニン)に反応させて毛乳頭を破壊しているわけではないので、日焼けしている方や白髪の方でも脱毛ができるというメリットがあります。
その他にも、ニードル脱毛は一本一本を手作業で脱毛していくため、好きな形に毛のデザインがしやすいというメリットがあります。
デメリットとしては、痛みが強い他にも、価格が高い、施術を行えるクリニックが少ないなどが挙げられます。
何を優先して脱毛するかが重要
ここまで脱毛方式について詳しく解説してきましたが、違いは理解できましたでしょうか。
それぞれの違いを理解した上で、何を優先して脱毛するかを決めれば、あなたに合った脱毛方式が見つけられるはずです。
以下では、価格、痛み、効果、所要期間に分けて、脱毛サロンと医療脱毛の違いを詳しく解説していきます。
価格:脱毛サロンの方が安い
価格に関して言えば、脱毛サロンの方が圧倒的に低価格で脱毛することが可能です。脱毛サロンと脱毛クリニックで取り扱っている機器は、出力パワーが異なるため、クリニックの機器の方が価格が高く、これが金額の差に繋がっています。
また医療脱毛は医療行為にあたるため、皮膚科医のいる病院やクリニックのみでしか施術を受けられないことも、医療脱毛の価格相場が高くなっている原因の一つです。
- 脱毛サロンの全身脱毛(顔・ VIO脱毛あり)の相場: 10万円から20万円程度
- 脱毛クリニックの全身脱毛(顔・ VIO脱毛あり)の相場:30万円から40万円程度
費用を節約して、全身脱毛がしたいという方は脱毛サロンがおすすめです。
痛み:脱毛サロンの方が痛みが少ない
前述したように、レーザー脱毛は光脱毛に比べて強い光を照射するため、痛みが強くなります。脱毛サロンの施術に痛みが伴わないわけではありませんが、レーザー脱毛よりは痛みが少ないです。
※一般的に光脱毛の痛みは、輪ゴムで肌をパチンと弾いた程度と言われています。
「高いお金を払って、痛みを感じながら脱毛するのが苦痛だ」という人は、脱毛サロンで脱毛することをおすすめします。
効果:医療脱毛の方が効果が出やすい
レーザー脱毛は光脱毛に比べて、確実に毛乳頭にダメージを与えることができるため、効果が出やすくなっています。確実に効果を実感したいのであれば、医療脱毛がおすすめです。ただし、効果が強い代わりに痛みが伴うということを覚えておきましょう。
また、脱毛サロンでも、回数を重ねて施術を行えば、効果は確実に実感できます。即効性を重視するのであれば医療脱毛がおすすめですが。費用と痛みを抑えながら脱毛がしたいのであれば脱毛サロンおすすめです。
所要期間:医療脱毛の方が短期間で効果が出る
短期間で成果を出したいのであれば医療脱毛がおすすめです。例えば、「夏までに確実に脱毛をしたい!」など決まった期日までに、脱毛効果を実感したいのであれば、医療脱毛を選ぶべきでしょう。
まとめ
- 費用を抑えて、痛みも少なく脱毛したい人は脱毛サロン
- 痛みが強くて費用が掛かってもいいから、とにかく早期に脱毛をしたいという方は医療脱毛。
がおすすめです。
また、ここで解説したこと以外にも、サロンやクリニックのアクセス、予約の取りやすさ、清潔感があるかなど、脱毛効果や価格以外の要素を吟味することも非常に重要です。様々な要素を考慮した上で、脱毛を始めてみてはいかがでしょうか。
で、結局どっちがいいの?
結論から言うと、
脱毛サロンと医療脱毛、どっちがいいかは人によります。
大切なのは、それぞれの特徴を理解し、選択肢を持った状態で選ぶことです。どちらか一方のことしか知らない状態で選んでしまうと、後々になって「脱毛サロン(or医療脱毛)にすればよかった!」と後悔してしまいます。
あなたの満足度を高めるには、「何を優先するのか」をよく考えることが重要です。