2019.08.27
子供の成長期の脱毛で“永久脱毛”は可能なの?
子供脱毛で永久脱毛はできる?
お子さんの脱毛を考える際に「せっかくなら永久脱毛を……」と検討されている方も多いでしょう。
たとえば脱毛サロンで最も有名なミュゼ・プラチナムはいわゆるエステ脱毛で、永久脱毛ではありません。
そもそも、成長期が長期間続き、著しい成長の時期が何度か訪れる子供に対し、永久脱毛は可能なのか?という疑問もあります。
今回は子供脱毛における「永久脱毛」についてです!
そもそも「永久脱毛」とは?
永久脱毛の定義
実は知られていない永久脱毛の定義ですが、アメリカの2つの団体が定めた基準がそのまま国内の基準にもなっています。
米国電気脱毛協会(American Electrology Association)
アメリカ最大の脱毛団体。名前の通り、電気針脱毛の普及を行う団体です。
この団体が定めているのが「最後に脱毛してから1か月後の毛の再生率が20パーセント以下」という基準です。
米国食品医薬品局(Food and Drug Administration)
こちらは日本の厚生労働省に該当する国家機関。
医療機器に関する許可も行っており、こちらが定めているのが「3度照射後、半年を経過したときの毛が施術前より67%以上減っている状態」という基準です。
上記の通り、アメリカを基準とする国内の脱毛で「永久脱毛」に値するのは【電気針脱毛(ニードル脱毛)】と【レーザー脱毛(医療脱毛)】です。
電気針脱毛(ニードル脱毛)
光脱毛・レーザー脱毛が登場する前、日本で脱毛・永久脱毛と言えばニードル脱毛でした。
使用するのはプローブと呼ばれる針です。
1つひとつ毛包(毛穴)に挿入して、発毛組織を熱で凝固させます。
効果や痛みは施術者によって大きく差がありますが、2000年以前に全身脱毛が痛いと言われていたのはこの電気針脱毛のことです。
レーザー脱毛(医療脱毛)
医療機関で受けられるのがレーザー脱毛です。約20年前に登場したため、現状では永久脱毛と言うことが可能ですが、未知な面も多いため将来的にはどうなるかわかりません。
黒い色素に反応する特殊な光で発毛組織を破壊することが可能で、永久的な脱毛が可能とされています。
脱毛サロンで受けられる光脱毛は同じメカニズムですが、レーザー脱毛より光の威力が弱く発毛組織の破壊は不可能です。そのため、レーザー脱毛は永久脱毛として差別化されます。
子供は永久脱毛に不向きかも?
子供の永久脱毛が難しい理由①痛み
痛みは基本的に個人差が大きいですが、子供は大人より痛みに弱い場合が多いです。
「多少の痛みなら……」と大人の感覚では思いますが、子供にとっては続けるのが困難なほど強い痛みに感じることもあります。
ニードル脱毛は痛みが強く、子供の施術は断られる場合が多い
電気針脱毛(ニードル脱毛)は技術者の効果や痛みが変わりますが、大人の口コミを見ても痛みが強い傾向にあります。またニードル脱毛は子供への施術は推奨されていません。
特に15歳未満の子供の場合は、断られる場合も多いです。
レーザー脱毛も同様に痛みが気になる、麻酔クリームによる肌の影響も
弱点の少ないレーザー脱毛の2大デメリットとして挙げられるのが「コスト」「痛み」です。費用の負担は親御さんにとってのデメリット、痛みは子供にとってはデメリットでしょう。
子供の永久脱毛が難しい理由②ホルモンバランス
成長期が何年も続き、著しい成長が認められる時期もあることからわかる通り、子供はホルモンバランスが安定しません。そのため、毛周期も安定していません。
脇の毛周期が安定するのは20歳と言われています。子供の頃に脱毛を完了させたのに、また生えてくることは十分考えられます。
大人でもこの可能性は十分ありますが、子供はそのリスクが大人以上に高いことを覚えておきましょう。
結論:子供は永久脱毛が難しい!
子供の脱毛は永久的な脱毛というより、今のコンプレックスを解消するための減毛として考えるのがおすすめです。
その際は子供脱毛プランを用意しており、子供に適した脱毛機を使用している脱毛サロンをしっかり選定しましょう。
東海地方で子供脱毛プランがある脱毛サロン
アドラーブル
愛知・岐阜・三重・静岡・九州に展開する脱毛サロン。
脱毛機を開発しているNBSのグループサロンであり、子供脱毛に関しても研究を進めているので安心です。コスト的に見てもかなり優秀な脱毛サロンと言えます。
10歳から脱毛可能で、小学生・中学生に対応。
エピレ
エステティックTBCが光脱毛専門として新たに展開するブランドです。
全国展開で、7歳から脱毛が可能。はじめて通う方用にキャンペーンもありますので、長期休み期間などに試してみてはいかがでしょうか?
ディオーネ
子供脱毛と言えばディオーネを思い浮かべる方も多いかと思います。
全国でミュゼの次に店舗数を誇る全国区の脱毛サロンです。年齢で細かく価格が決められています。
コスト的にはやや膨らむことと、フランチャイズ展開で大きくなっているので個人サロンと変わらない店舗もあるのがデメリットです。